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展示作品紹介|DGであそぼ

栃木県初(!?)となる、デジタルなものづくり展示イベントでスポンサーしてきた

2024.02.15

ProtoPedia」が、2月10日に栃木県那須塩原市図書館「みるる」で行われた「DIYなデジタルガジェットで遊ぼ」というイベントに協賛したので、そこで展示された作品の紹介をしてみたいと思います。
ProtoPediaに登録のある作品は、作品ページへのリンクもつけてますので、気になった作品の詳細もご覧ください。

「DIYデジタルガジェットで遊ぼ」は、那須のちびっこ達にも「プログラミングを身近に感じてほしい」という趣旨で、地元の有志メンバーで主催したイベントになります。
プログラミングや工作好きな14組の大人が、好き勝手つくったロボ・おもちゃ・文具などを30作品ほど展示する一方、プログラミング体験コーナーもあり、みなさんとても楽しそうに遊んでいました。
参加無料、申し込み不要で、図書館にきた親子がふらっと立ち寄れる設計も良かったように思います。

では、以下の展示作品一覧の順番に、作品を紹介していきたいと思います。

▼展示作品一覧(会場マップ)

1.Maker’sVAN EAVA  (イーヴァ)

ちびっこに大人気だったこちらのブース。一生懸命ポンプに空気をいれているちびっこがとても印象的でした。気圧を感じる科学の実験ポイ感じがとても好きです。

2.豊田陽介(@youtoy)

カメラ画像に対する機械学習処理と描画ライブラリによる描画で実装している「透明マント・光学迷彩」は魔法を使っているようで、ちびっこはとても不思議そう。音で動くtoioも大人気でした。

3.haru_oguri:Leg generator — Gaming Exercise

ゲーミングエクササイズ(足と腕でゲームをコントロール)、糸紡ぎ器、手作り発電機など、複数展示されていました。体験型の作品は楽しく、ちびっこに大人気でした。糸紡ぎは体験させてもらいましたが難しかったです(けど楽しかった)。

4.Shigezone

完全にギークなおっさんほいほいなブースw。
危険な香り(LEDがぶっ壊された匂い)に、おっさんがみんな吸い寄せられていました。

5.パスコンパス

人間味マスクM5PaperManga萌基板シリーズ(利用例:からあげレモン防犯ブザー)など複数展示されていました。パーカーのファスナーについている、人間味マスクのビーズがかわいい。

6.Nii

赤外線バトルを、ハンドガン戦車型ラジコンで対戦できるブース。まるで売り物みたいな完成度。
赤外線ハンドガンは、ちびっこも大人もまざって、屋外で走り回って対戦していました。ちびっこは体力∞。

7.Tokunology合同会社

「光るは正義!」可愛いヒカリものが多かったブース。シンプルに作られていて、自分でも作ってみたいと思いました。

8.ProtoPedia(協力:PikaPikaらいと小林 竜太

入口付近ではLED花火で客寄せし、受付ではペンをいれると色んな表情をしてくれるスマートペン立てと小さなLED万華鏡で興味をもってもらい、会場内では、「ぽちずかん」、くちばしの下に手をかざすとアルコールをだしてくれるアルコールディスペンサー「アルペンさん」、大きなLED万華鏡、卓上コミュニケーションロボット「chiro」の4作品で皆様をお迎えしていました。

9.namako

科学教育プラットフォームとしてのM5Stackとスタックチャンとして、様々な作品が並んでおり、
ロボットとあっち向いてほいしたり、心拍センサでサーボ(クジラの尻尾)が動いたり、センサー系の実験室みたいな感じでした。

10.ひげだるま

二人で息を合わせないとマリオがうごかない「論理演算式コントローラー」は、親子でも楽しめる。

11.野良ハック

歌舞伎応援ボタンムービングライトを制御する作品手回し発電機リアルDinoゲームアクリルスタンド×からくり時計などなど、複数展示されていました。
リアルなDinoゲームは、PCのカメラの映像から身体の姿勢を推論してジャンプを検知し、ゲームの中の恐竜が連動してジャンプします。結構疲れますが、体力∞のちびっこには無問題。

12.とちぎラズパイ同好会

ライントレーサー、ビーズを中央に集めるゲームなど、複数展示されていましたい。
ビーズを中央に集めるゲームは、難易度がいくつかあり、動画にあるのは最高難易度とのこと。
徐々にレベルあげられるのいいですよね。球数が左上に出るのも嬉しい。

13.CoderDojo古河

赤外線リモコンの仕組みを使ったシューティングゲームとデカタブレットでプレイするゲーム。どちらもちびっこに大人気でした。シューティング銃の筒はラップの筒とのこと。

14.CoderDojo西那須野(プログラミング体験コーナー)

プログラミング体験コーナーは、viscuit体験。予約の必要もなく、フラッと体験できるのが嬉しい。
絵を書いて、動きをつけて、スクリーンに送ると、みんなの絵と一緒にわちゃわちゃします。
靴をぬいで、くつろぎながらも体験する子も!

以上が、今回のイベントで展示されていた作品です。

まとめ

こんな感じで、ちびっこも多く、大盛況でした

予約も申し込みもなく入場無料だったので、図書館にきた親子がふらっとよってくれた感じがとても良かったです。
ローカルでの展示会イベントは、大きな展示会イベントとは違って、距離感も近く、ゆるい感じが居心地いいです。人も展示も多すぎると疲れるし。
今回のイベントは、展示だけでなく、予約不要でふらっと参加できる「プログラミング体験コーナー」が同時開催されていたのも特徴的だった気がします。

こういったデジタルなモノづくり展示イベントは各地で開催されていますが、空白地帯もあります。空白地域に住んでいるちびっこ(親子)にも、こんな楽しいイベントに触れられる機会が増えて、モノづくりって楽しいなって思う人口増えたらいいな。
他の地域でも開催が増えると嬉しいので、ご興味ある方は「ProtoPedia」にご相談ください。
少しであればお手伝いできるかも?

ProtoPediaの登録作品を紹介するYouTube番組「ProtoPediaの時間」でも、今回展示していた作品を紹介してますので、こちらも是非ご覧ください。

蛇足

ProtoPediaを運営している一般社団法人MAに、小さいサイズのTシャツが大量にあったので、今回のイベントでちびっこにプレゼントしました。チラシの隅っこに「先着20名のお子様にTシャツプレゼント」って記載したんですが、「Tシャツもらえるって聞いて」と口にされた方が数名いらっしゃって、「なんかもらえるなら行ってみようかな。」って思う人が自分だけじゃなくてちょっとホッとしました。プレゼントは強い!



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