みんなでお米やカレーを購入したハンズオンw。動かないBoccoを大事に抱えるY!山本さん
動画を見せる度に、プライベートでどんな動画を見ているのか晒されたサイボウズ竹内さん
MashupAwards2016の福井初イベントはハンズオン。
今回はYahoo!さんの「myThings」とサイボウズさんの「kintone」を、実際に動かして学ぶというイベントとなりました!
本レポートでは、イベントで学んだ(遊んだ)内容についてをお届けしたいと思います。
今回学んだことは、是非次回のハッカソンで使って、実際にモノをつくりながら身につけていただきたいです。
(※本日サポートいただいた2社は9/24-25に控えているハッカソンにも来ていただけます)
それでは早速いってみましょう!
■myThings(ヤフー株式会社)
myThingsで検索すると2つ出てきますが、今回お伝えするのは9月2日にハジマッタ「myThingsデベロッパー」になります。この2つは違うサービスですよー。
サービス概要
様々なサービスとAPIを、共通のインターフェースで束ねるのがmyThingsデベロッパー。
myThingsをマスターしてしまえば、あらゆるサービスのスタンダードな使い方は網羅できます。
連携しているサービスは40種類!!ヤフーでやっているサービスだけではなく、様々にオープンになってるサービスとつながっています。
ここでmythings用語説明です。これからはこちらの言葉がよくでてくるので覚えてくださいね!
・チャネル・・・サービスのこと
・トリガー・・・API実行のきっかけ
・アクション・・・API実行
・組み合わせ・・・トリガーとアクションのセットのこと
・カスタムトリガー
様々なサービスやデバイスのAPIを共通のI/Fで呼び出すための機能
デバイスやセンサーデータを取り込み、サービス連携する際に、個別のインターフェースを開発する必要はありません。 myThingsが全て取りまとめ、複数のSNSに一括投稿もできます。
・カスタムアクション
指定したサービスが指定した状態になったら、Webhookさせる機能です。
myThingsデベロッパーは、短期決戦で最大限のアウトプットが必要なハッカソンでこそ役に立ちます!!myThings限定のAPIもあります。(右写真の赤枠)
そして早速チュートリアルに沿ってハンズオンです。
チュートリアルは以下の3ステップ。
1.組み合わせを作成
2.あなたのサーバとmyThingsをつなげてみよう!・・・カスタムトリガーで実行
3.作成した組み合わせを公開・・・誰でも利用できるようにする
今日は組み合わせを作成する「ステップ1」をやってみましょう。
お題はTwitterトリガーでロハコで注文するというアクションの組み合わせ。
(電源のはいっていないBoccoを片手に音声でもお買い物ができるよと説明する山本さん)
ハンズオン
まずはこちらにアクセス
https://mythings-developers.yahoo.co.jp/
※Yahoo! Japan IDが必要になります。
※検索するときは必ず「myThings Developpers」で!
ログインし、名称登録をしたら、左側にあるTwitterのサービスアイコンを、トリガー部分にドロップ&ドラッグで設定します。
サービスを指定したら、トリガーのアクション設定ができるのでその設定も行います。
例えば
・検索条件にあうツイートがあったら
・お気に入りに追加したら
など
同じように、アクション側にはロハコのサービスアイコンをドロップ&ドラッグで設定し、右枠でアクション設定を行います。
それが終わったらテストを実行します。
テスト事項のためには、指定したサービスの認証が求められます。
みんな成功してますね!
ツイートしました #MA_2016 pic.twitter.com/4tfoSQHpxu
— りちゃ (@rch850) 2016年9月14日
米買ったよ!#ma_2016
— 福坂 (@fukusaka291) 2016年9月14日
ステップ2以降はサーバーサイドの実行を必要とするので、インフラエンジニアの方であれば…
そして、山本さん作成のカスタムトリガーを幾つかご紹介頂きました。
その話を聞いてない人は、黙々と自分の好きな組み合わせを作って遊んでました!
今回のハンズオンの内容に関しては、詳しくはこちらのQiitaの記事をご覧ください。
http://qiita.com/yamamotomanabu/items/c10e0f05d477a25ff80e
■kintone(株式会社サイボウズ)
次はkintoneです。
サービス概要
kintoneはデータベースやワークフローのプロセス管理などに利用される、チームワークプラットホームです。APIによる拡張性もあり、ハッカソンではいろんなところで利用されています。
①フロントエンドとして 例:Twilioで電話するボタンなど
②データベースとして 例:kintoneのデータをPepperが話すなど
詳しくはこちらを参照ください → http://bit.ly/kinhack
本日のハンズオンのお題は以下になります。
・アプリ作成
・REST API
・REST APIを使ったデモ
ハンズオン
まずは参加者全員kintone環境にログインするところから。
・アプリ作成
アプリ名→フォーム作成→一覧画面作成→データ登録と一通り作っていきます。
・REST API
まずはクロームアプリのPostmanのインストールし、先程作成したアプリIDを確認。
そしてリクエスト、APIトークンを作成し、指定していきます。
・REST APIを使ったデモ
Boccoを喋らせてみるデモの動画を紹介しただきました。
【ハンズオン@福井】#ma_2016 サイボウズ
Boccoを喋らせてみるデモ pic.twitter.com/4j8sR2khnC— Mashup Awards (MA) (@mashupaward) 2016年9月14日
動画の再生が終わる度に、プライベートで見ている動画がみんなに晒されてましたねw。
内容が盛り沢山すぎるので、詳細は以下の資料を参照ください!
■ミニアイデアソン
最後は今回学んだAPIを使ったアイデアを考えていただきました。
アルコールとピザがここで入ります。
①チーム名:ジャパニーズスタイル/サービス名:日本の心を忘れずに
自動でトイレロールを三角形に折ってくれる。mesh人感センサーでトイレで人を感知し、myThings経由でロボットを動かす
②チーム名:うしろめ隊/サービス名:アリバイ作るマン
福井に住んでる人が沖縄に旅行に行ったら、福井の地震を真っ先に通知してくれる。沖縄にいるのに福井の地震をSNSに投稿して、アリバイ工作。 天気でも応用。発言はキントーンへ
③チーム名:umibozu/サービス名:kintore
キントーンで筋トレ 色んな人がやってる筋トレのデータをキントーンに蓄積。 周りの人が頑張ってる具合で焦らせてくれる。
④チーム名:ムンク/サービス名:SAKEBI
ボッコが寝言をログしキントーンに蓄積しデータベース化。ワトソンなどで深層心理を解析。性格分析もできるよ
⑤チーム名:ハジメマシテ/サービス名:イキテルヨー
高齢者の生存確認と徘徊防止。GPS、meshを高齢者になんらかの形で組み込む。 自宅から1キロ離れたらmyThings経由でメールしてくれる。トイレの利用情報も共有します。
高齢者に組み込む!!!
みなさま!お疲れ様でした!
是非9/24-25で行われるハッカソンで、今回学んだAPIを使ってみてくださいね!
▶イベント関連リンク
こちらをみていただくと、イベントの盛り上がりがより伝わるかと思います!
・つぶやきまとめ http://togetter.com/li/1024451
・イベント写真 https://www.flickr.com/photos/100125183@N08/sets/72157673767806426
蛇足
今回myThingsのハンズオンには私も参加しました。
いろんな組み合わせが簡単にできるのでとても便利ですね。ただ、利用しているサービスのIDとPWを忘れてしまっていて、なかなか使いたかった組み合わせを設定できなかったのは内緒。
それを考えると、組み合わせで利用できるサービスの中にYahoo!のサービスがあるのは、そのハードルがなくなる(既にログインしている)からいいなーって思いました。
月末のハッカソンで今日学んだことを使ってくれるか、とても楽しみです。
電源を忘れ、動かないBoccoを大切そうにもつ山本さんの写真がなんとも切ないw。
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