ProtoPedia Advent Calendar 2022 の2日目の記事です。
先日「ProtoPediaの時間」の100回記念の際、ProtoPediaができた経緯と今後についてまとめたので、こちらにも書き起こしたいと思います。
ProtoPediaとは
ProtoPedia(https://protopedia.net/)とは、ITものづくりに関する作品を記録・公開できるWEBサービスです。
開発者向けの機能とイベント主催者向けの機能の2種類があります。
主なページは以下の4種類となってます。
2022年12月時点では、約3500作品が登録され、約3000人の方にご利用頂いているサービスです。
ProtoPediaができた経緯
はじまりは、MashupAwardsという開発コンテストに応募するための作品登録ページでした。その後、誰でも作品を登録できるサイトとして「Hacklog」が誕生。しかし、「Hacklog」は、2018年にクローズされてしまいました。
ここまでの運営はリクルートさん。
・せっかく作られた作品がなかったものにされる悲しさ
・受賞履歴がなくなる悲しさ
・会社の都合で参加者の気持ちが踏みにじられている思い
そんな思いがあり、一般社団法人MAを2018年2月に設立。Hacklogのデータを残したくて「ProtoPedia」をリリースしました。
サービスクローズにあたり、MashupAwards時代の作品ログは現在ありません。
そして、HacklogからProtoPediaへのデータ移行は、ユーザ任意だったため、半分ぐらいの作品データがなくなりました(泣)。ちなみに、ほぼ同時期にMakersHubもクローズとなり、作品が消えるのが悲しかったので、同様なかたちでユーザに移行案内をださせてもらいました。
そんな経緯を経て、ProtoPediaは「もうデータがなくなってほしくない!」という思いではじまりました。
しかし、サービスは立ち上げたものの、なかなか更新もできない運用体制で、1年ほどが経ちました。
そんな時、2019年のヒーローズ・リーグに「CHROCO」というサービスが応募されました。
CHROCOとは、タイムラインで見せるポートフォリオサービスで、サービスの起源は「自分の作品の記録を消したくない」という想いでした。
そこで、このCHROCOの開発者の方をナンパし、2020年4月から、ProtoPedia2.0が動き始めました。
ProtoPedia2.0
ProtoPedia2.0のプロジェクト開始から、半年後の10月にサービスをリニューアル。
ProtoPediaはDrupalで作られていましたが、ProtoPedia2.0はフルスクラッチで作り直しました。
構成はこちら。
ProtoPedia2.0がリリースされてから、機能も徐々に追加されてます。
そして、こんな機能もあるのですが、知っている方いらっしゃいますか?
①プレゼンテーション機能
②おみくじがひける404ページ
③PoroPediaAPI
④ソースコードに仕込まれたロゴ
404ページでは、
・お焚き上げをする
・おみくじを引く
・現世に戻る
の3択が用意されています
ProtoPediaのこれから
そんなProtoPedia2.0がリリースされてから、もうすぐで2年が経とうとしています。今までは作品表現の拡張を優先度をあげて実装してきましたが、今後は、「ProtoPediaらしい個性(作品を通じた出会い)」を意識したものをリリースしていけたらと思っています。
例えば、現在候補としてあがっているのはこんな機能です。
・作品のリコメンド機能(似た作品を表示するなど?)
・作品の検索向上(カテゴリ検索など)
・作品のフィルター機能(いいねが多い作品、PVの多い作品など?)
・投げ銭機能
・プロフの充実(代表作品をピン留めするとか)
みなさまも、「こんな機能がほしい」などのご要望がありましたら、ぜひTwitterで「#ProtoPedia」のハッシュタグをつけてつぶやいてみてください。たぶん、運営が拾うはずです。
これからも、ProtoPediaをよろしくお願いします!
最後に…
ProtoPeidaのTwitterアカウントでは、色んな作品がつぶやかれます。アイデアの刺激になるので、ぜひフォローください!作品のつぶやき以外にも、ハッカソンや開発コンテストなどのモノづくりイベント情報の発信もしてます!
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