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自由すぎるビデオツール「SpatialChat」で、アイデアソンやってみた話

2020.06.18

とあるハッカソンに向けた前哨戦として、アイデアソン(テーマは「ソーシャルディスタンスを楽しもう」) を開催しました。
20名強に参加いただいたこのアイデアソンにて、話題のSpatialChatを使ってみました。その内容を備忘録的に共有したいと思います。

▼イベントページconnpass
【前哨戦】MAアイデアソン-テーマ:ソーシャルディスタンスを楽しもう!- #ProtoPedia
▼togetter
SpatialChatを使ったアイデアソン!ソーシャルディスタンスを楽しもう!Twitterまとめ #ProtoPedia

本記事の最後に、当日使用したSpaticalChatMiroを試せるURLを記載しております。興味ある方は実際に触ってみてください。
SpatialChatは有料になるようですね。。

代表的な写真
当日のSpatialChat画面

SpatialChatを選んだ理由&当日使用したツール構成 

SpatialChatを選んだ理由は、ずばり以下の通りです。

コミュニケーションの自由度が高く、会話の単位(何人で話すか)や会話の開始と終了が自由に選べるため、参加者同士交流しやすく、メンター(技術サポート)が各チームをフォローしやすい。

今回のアイデアソンはハッカソンに向けた技術の理解促進と、参加者コミュニケーションの促進を目的にしておりましたので、この点は重要なポイントでした。

ツール比較

ちなみに、このツール選択の過程で、ワークショップで使用するコミュニケーションツールを、(頭の中で)以下のように整理分類しておりましたので、改めて共有します。
ワークショップ運営におけるコミュニケーションツール比較(主観)

また、今回はSpatialChatでは足りない部分(テキストコミュニケーションができないなど)をMIROにて補完する形で設計をしております。
以下に当日使用したツールと、それぞれの役割を以下にまとめております。

当日使用したツールとその役割

使用したツール

SpatialChatの特徴と実際の利用方法

SpatialChatの特徴は「何も無い」ところです。

何も無い広いフィールドに、自由に画像を挿入しそのフィールドを定義しイベント会場を作ることができます。
Zoomであればブレイクアウトルーム、Remoであれば6−8人と決まっているコミュニケーションの単位を、SpatialChatでは主催が、自由に定義できることが最も大きな特徴です。

ちなみに今回のアイデアソンは以下のような会場を作成しました。

生画像2

SpatialChat上のアイデアソン会場

SpatialChatにはテキストチャットが無く、リアルタイムでのコミュニケーションが取りにくいのが難点です。
あらかじめルールを決め、スペースに提示しておくことが重要だと考え準備いたしました。
そのあたりの工夫4点をピックアップして共有いたします。

■工夫1.メインの集合場所を決めました。
参加者の方がいつ、どこで何をすべきか、に迷わないように、オープニングで集まる場所、プレゼンテーションを実施する場所を明確にし、そこに集まる時間を明記しました。

オープニング画像

みんなが集まりオープニングを実施する時の様子

きりんチームのプレゼンテーション

きりんさんチームの発表風景

■工夫2.チームの作業スペースを予め決めました。
続いて、チームの作業エリアを決めました。
チームエリア同士の距離は、リアルのワークショップと同様になんとなくお互いの声がそれとなく聞こえる・ザワザワを感じられる距離に設定。


基本的なチームディスカッションや作業に必要な音声コミュニケーションは、このチームスペースで行っていただき、主催やメンター(技術サポート)は定期的にそれぞれのチームを巡回し、サポートを実施しました。

チームごとの作業エリア

当日のチームスペース

■工夫3.迷ったら来るヘルプスペースを決めた
当日はあまり使われなかったのですが、、迷ったら来るヘルプスペースを設けました。
通常のワークショップであれば、困っているチーム、迷っているチームは、雰囲気や顔つきでわかるのでフォローがしやすいのですが、オンラインワークショップはこの点が最も難しいと感じます。
今回は2に記載したような運営による「巡回」と、ヘルプ場所で対応をいたしました。

■工夫4.カンペをあらかじめ用意した
SpatialChatでは、参加者がそれぞれのエリアに散らばっている時に、主催から一斉連絡をすることができません。
今回は以下画像にあるような、大きめのカンペ(主催からのメッセージ)を作成し、都度SpatialChat上に画像としてアップロードするという運用を行いました。
実際には声をかけて回らないと気づいてもらえないチームもありましたが、ある程度はこの運用で気づいてもらえたと思います。

カンペ

振り返り

最後に少し振り返り的なメモを少し。

■SpatialChatで多分うまくいったと思える点
・メンターや主催は状況把握のために巡回しやすかった
・近くの声が聞こえ合っており、ザワザワした雰囲気は作れた。(カフェのような雰囲気)
・チームを越えて話したい人と話しに行けることは良かった(ふと知り合いを見つけて話し込む人もいた)
→雑談場所も設け、心置きなく雑談できると良かった。
(雑談をする場所が無かったので、居心地悪かったかもしれない)

■SpatialChatでうまくいかなかった点
・成果発表時に参加者のアイコンが一箇所に集中し、誰が話しているのか・話そうとしているか、よくわからなくなってしまった。
→次回は登壇者スペースを作り、この問題を解決したい。

最後に使用したツールを共有します。

最後に当日使用したツールを共有します。ご自由に体験・コピーくしご利用ください。

SpatialChat実際にはいって楽しめます。 自由に遊んでください!(有償化まで)
MIROこちらも入っていただき、自由にご利用ください。また、コピーして使っていただいても構いません。(企業様のロゴは使用・コピーを控えてください)

お知らせ

私が所属しております一般社団法人MAでは、技術ドリブンのオンラインアイデアソン、ハッカソンを運営しております。
オンラインでのアイデアソン・ハッカソンの企画運営に興味がある方は、ぜひお問い合わせからご連絡ください。

※この記事はMA理事の伴野がnoteで執筆した内容をMA編集部で再編集して掲載しています。

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