

一般社団法人MAは、クリエイターの自由な創作活動を重視している開発コンテスト
「ヒーローズ・リーグ(旧:MashupAwards)」の関係者が2017年に設立した法人です。


私達が大切にしているのは、自由な自己表現や、「つくりたい」という気持ちです。
誰かのためにつくるのではなく、誰かに言われたからつくるのではなく、「こんなものがほしい」「新しい技術を試したい」そんな個人のこだわりです。
そんな想いで、何かがつくられる場は、少年のような、ワクワクが溢れ出ている目でいっぱいになります。そして、未来を先取りした作品、見たことのないアイデアが生まれるのです。


普段使っている何気ないものを自分でつくろうとし、その難しさに接した時。つくった人をすごいって思いませんか?「つくる」を意識をすると、完成品だけではなく、仕組みも興味対象となり、ものを見る目の解像度があがります。
コンテスト参加者は「つくった人」の集まり。発表後は「どうやってつくったの?」とお互いの作品をリスペクトしながら会話します。そして、作品の仕組みや、試行錯誤を聞くことで、新しいアイデアの種が生まれるのです。


たくさんのクリエイターの自己表現の場を通じ、人や作品に刺激を受け、転職、起業、プロジェクトの誕生、学会発表など、人生が変わった人、生まれたものは数知れず。MAという法人もそのひとつ。理事もその一人です。


ヒーローズ・リーグからはじまった、感じた驚き、発見、悔しさをクリエイター同士が伝え合う「個人賞」。これはMAが目指す世界を加速させる装置でもあります。
植物は遺伝的多様性を維持するために、他の株と受粉します。それが他家受粉です。自然界は交じり合うことでクリエイティビティを発揮しています。
個人賞をつたえる際に渡す「賞状」は、花粉を運ぶミツバチの役割。個人賞を授与する際の会話は、クリエイティビティが混ざり合う場なのです。
また、「受賞」は人生を変えてしまうほどの力を持ちます。自信を与え、次のアクションに大きな影響を与えます。授与する人が増えれば、受賞はおのずと増えます。それは、自信をもつクリエイターが増え、新しいアクションが増えることにつながります。


つくられた作品をきっかけに別の「なにか」が生まれる場。「こんなの思いついた!」「こんなの作りたい」「こうやったらどう?」「こんな未来がくるかも?」ひとつのアウトプットからクリエイターの自由な発想が拡張され、カタチになる場。誰もが先生であり生徒となる場。こんな空間をもっと広げていきたいと私達は思っています。
自信をもったクリエイターが溢れている世界は、つくること、「何か」が生まれることがあたりまえな世界であり、ワクワクが溢れ出ている世界だと考えているから。