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MAらしい作品まとめ

MAらしい作品特集〜APIのMashup作品からオレトクな作品まで〜

2021.03.22

日本最大級のコンテスト「ヒーローズ・リーグ」は、9年間ぐらい、発表された作品をブログで書き残しています。
頑張って書き続けてきたので、一度過去の作品を振り返ってまとめてみたいと思いたちました。毎週なにかの切り口で過去の作品をまとめる予定です。
過去の作品でも、オモシロイ作品が多く、今後の創作活動の刺激になるのではないか、と思ったりもしてます。

第6弾は、「MAらしい作品」特集

MashupAwardsは、その名の通り「APIをMashupしてつくった素敵な作品」のコンテストでした。しかし、時代に合わせてコンテストは形を変えていき「MAらしい」という言葉も、同様に変わってきました。

2013年〜2017年までのMashupAwards時代はMA賞、つまりは「素敵なMashup作品」、2018年からは、MA運営主催イベントの受賞作品を紹介していきます。

▼過去の受賞作品

開催年作品名
2020年silent tap dance(オレトク):「静かにtap danceを楽しめる靴」と連携した音楽ゲーム
2019年Twitter for PC-G850(オレトク):世界最初のポケットコンピュータ向けTwitterクライアント
2018年先端発見(オレトク):日本の突端地形を機械学習により判定して、日本全国の突端な地形をデータ化
Pixela(APIヒーロー):commit以外の数値でも “草” を生やせるAPIサービス
2017年ヒボたん:明るい光を求めて歩き回るかわいいヒボたんロボット
2016年どこでもMステ:歩けばオープニング曲、手を振れば歓声。どこでもMステ出演者気分が味わえます
2015年Openness-adjustable Headset:開放度を調整可能なヘッドセット
2014年無人IoTラジオ Requestone:カフェなどで流れるBGMがいけていない時に注文をつけられるサービス
2013年Mashup Vision:ゴーグルを通して見ている世界を拡張するサービス

MA賞選出はオンライン選考だけだったので、ファイナルステージのブログを「その年の代表的な作品」として紹介しています。オレトク賞に関しては、「オレトク決勝」を「代表的なオレトク応募作品」として紹介してますので、そちらも見ていただければと思います。

silent tap dance(2020年)

騒音を気にせずにいつでもどこでも誰でもtap danceを楽しめる靴と連携した音楽ゲーム
靴裏の爪先部、かかと部に圧力センサを貼り、その上からスポンジを貼り付け、圧力センサとobnizをケーブルで繋ぎます。圧力をリアルタイムに検出し、タップを踏んだ時の圧力変化を検知したらパソコン上のゲームと連動させ、タップ音を鳴らし、ゲームと連動します。

2020年の代表的なオレトク応募作品は以下のボタンから(くまりんスパコーンなど)
この年の作品は例年と違い、「特の高いオレトク」が多いと、審査員を唸らせた年でした。

Twitter for PC-G850(2019年)

世界最初のポケットコンピュータ向けTwitterクライアント
SHARP PC-G850 ポケットコンピュータに接続するカートリッジを作成。カートリッジには ESP32 DevKitC を内蔵しており、ネットワークと接続してさまざまな処理をおこないます。

なぜこれをつくろうと思ったのか!?
他の誰もつくらないであろう、開発者本人のこだわりだけでできている作品。文句なしのオレトクでした。

2019年の代表的なオレトク応募作品は以下のボタンから(方位自身授心機など)


先端発見(2018年):オレトクヒーロー

日本の突端地形を機械学習により判定して、日本全国の突端な地形をデータ化
先端ポイントを数値化し、ランキングで表示。東尋坊や天橋立など、有名な景勝地は数多く存在しますが、それ以外であまり知られていない突端地形を発見し、新たなる魅力の発見ができます。
公式サイト

2018年の代表的なオレトク応募作品は以下のボタンから(Chocoball Detectorウダー4.7など)

Pixela(2018年):APIヒーロー

commit以外の数値でも “草” を生やせるAPIサービス
いろんな数値を “草” として可視化して、日々の頑張り(ダイエットなどにも)に彩りを与えられます。
※エンジニア界隈ではコミットのコントリビューションを反映させることを「草を生やす」と呼んでいます。
公式ページ

こちらのサービスは、2021年現在、まだまだ進化してます!

ヒボたん〜 移動式植物栽培ロボット 〜(2017年)

明るい光を求めて歩き回るかわいいヒボたんロボット
普通は照明に使うLEDを明るさセンサーに利用してLEDで光を検知し明るいところを探してウロウロ。ストランドビーストの機構を真似て作った足でワサワサ動きます。
動いているの見ると、ほんと可愛いです。
公式サイト

この作品は、ここからver2,3,4と進化を遂げたのですが、継続開発を続けた結果「植物は移動するとよくない」という結論が見えたそうです。

2017年の代表的な作品は以下のボタンから

どこでもMステ(2016年)

どこでもそこがMステの入場シーンに早変わり。歩けばオープニング曲、手を振れば歓声
MESHを使い倒したこの作品。「Motion」で人を感知するとMステのオープニング曲が流れ(音楽担当)、「GPIO」でカーベットの両脇にあるLEDが光ります。手を振ると腕についている「Move」をトリガーに歓声が流れ、バミの位置にある「Brigthness」を足で踏むとMステの締めの音楽が流れます。

ほぼMESHだけで、ここまで楽しい作品がつくれるのか!?とMESHのそれぞれの機能のMashupアイデアに脱帽だった作品。

2016年の代表的な作品は以下のボタンから

Openness-adjustable Headset(2015年)

モータ制御によりクローズ型とオープン型に変形可能なヘッドセット
クローズ型は没入できるけど、外の音が聞こえない。オープン型は外の音も聞こえるけど、音漏れがする。
2つのいいところどりをしたヘッドセット。
ヘッドフォンに付属しているフタが、ボタンとスライドで開閉可能。
タイマーを設定して、徐々に閉まってじわじわ没入したり、音楽のサビが来た時にだけさっと閉まったり、自分の名前が呼ばれたらオープンにしたり。
遊び心として、聴きたくない番組をシャットアウトする「放送局ブロック機能」や、聴きたくない単語をシャットアウトするなど、耳に蓋をする機能を作りました。

2015年の代表的な作品は以下のボタンから

無人IoTラジオ Requestone(2014年)

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カフェやイベント会場で流れるBGMがいけていない時に注文をつけられるサービス
メールやTwitterなどからBGMのリクエストを受け付け、タイトルを読み上げ、YoutubeAPIから取得してきた音楽を流す無人ラジオサービス。
具体的な曲のリクエストだけでなく、イベントの感想など送ると、VoiceTextAPIを利用して仮想DJが読み上げ(音声垂れ流し)、聞きたい曲や雰囲気をメールの文面から言語解析して、読み上げる口調を変えていると同時に、グレースノートAPIで選曲し曲をかけることもできます。

2014年の代表的な作品は以下のボタンから

Mashup Vision(2013年)

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未来を視る、未来を体験できるデバイス!ゴーグルを通して見ている世界を拡張するサービス
友達との会話の中の単語を音声認識し、顔認識、地図表示、天気表示、英語翻訳、質問回答、暗い時はライト点灯まで行われます。

ヘッドマウントディスプレイの市民権がまだない時代の作品です。

2013年の代表的な作品は以下のボタンから


いかがでしたか?
2006年にスタートした「Mash up Award」から、2008年に「Mashup Awards」なり、2019年に「ヒーローズ・リーグ」という形に移り変わり、「MAらしさ」という言葉の意味も時代を追うごとに少しづつ変わってきました。
「MA」という言葉の意味は、「Mashup+Awards」から、つくってみたのその先へという意味の「Make+and… 」へかわり、法人名となりました。
そんな「MA」を今後ともよろしくお願いいたします。

蛇足

最近はMashup作品が少なくなってきましたが、「API一覧をみているとワクワクする」という方もまだまだいらっしゃいます。
ITものづくりに関する作品を記録・公開できるWEBサービス「ProtoPedia」では、リニューアルしてユーザーが開発素材を登録できるようになりました。そこでは、日々、開発に使える素材が増えています。>開発素材一覧
今現在は、メンテナンスが追いついてない状態ですが、今後は、カテゴリ分けやデータ更新などを順次、おこなっていきたいと思っています。

最後に。
他の過去作品まとめはこちらのカテゴリ(作品紹介)をご覧ください。
IoT受賞作品、おばかアプリ作品、インタラクティブデザイン作品などの紹介ブログあります。

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