ProtoPediaユーザーアンケート結果
2023/12/1〜12/20の期間にて、ProtoPediaユーザーにアンケートを行いましたので、結果の一部をレポートしたいと思います。ご協力頂いたみなさま、ありがとうございました。
回答頂いた方の中で、アンケート結果の送付を希望されたかたは、もう少し詳細のレポートを後日お送りする予定ですので、もうしばらくお待ちください。
このブログは速報的に、いくつか設問を抜粋してレポートします。
ProtoPediaとは、「ITものづくりに関する作品を記録・公開できるWEBサービス」です。
「作品からはじまる創作者の人生の広がり」を期待してサービスを運営しています。記録、そして発信することは、1人では気づけなかったことや人と出会い、考え方や人生をかえるかもしれないと、本気で思っています。
※そんな思いはこちらに記載されています。→https://protopedia.gitbook.io/helpcenter/
今回アンケートを行ったのは、今後のサービス改善のためではあるのですが、ProtoPediaとして期待することと、現実との乖離は現在どのぐらいあるのか?という現在地確認の意味もありました。
今回のアンケートで、現在地確認をしたかった点はこちらです。
・コンテストやハッカソンに関係なく作品を登録してくれているだろうか?
・「ProtoPedia」は次の創作活動のきかっけになっているだろうか?
その結果はいかに!?
ProtoPediaの利用について
それでは、アンケート結果のグラフをシェアしたいと思います。
まずは、ProtoPediaの利用についての設問です。有効回答数は121となっています。
Q:はじめて、ProtoPediaに「ユーザー登録」したきっかけとして、最も当てはまるものを回答ください(単一回答)
こちらは、圧倒的に「コンテストに応募するため」。次に「ハッカソンで登録が必須だったため」。この2つで80%を超えます。ProotPediaを知っていただくきっかけとして、積極的にコンテストやハッカソンを開催しているので、こちらは想定内の結果です。
とはいえ、それ以外の広報活動がほぼできていないという事実が明確に!がんばります。
Q:現在、ProtoPediaに「作品登録」するきっかけとして、当てはまるものを回答ください。(複数回答)
作品を作ったら登録してくれている人が半数を超えてる!(う、嬉しいけど、実感値と違うので、きっと聞き方がまずかったな…)
「中の人に登録しろと言われて登録する」はネタ的に選択肢にいれたのすが、一定数いますねw。
ここは営業努力の結果と捉えます。
Q:現在、ProtoPediaを利用している理由としてあてはまるものを回答ください(複数回答)
ProtoPediaは、「作品ログ|自己紹介ツール|つくる参考」として使ってもらえると嬉しいなと思って運営しています。
だから、作品ログとしての利用者が半数(52.5 %)いるということがとても嬉しい!
紹介ツール(35.8%)、つくる参考(23.3%)も予想以上にいい数字でしたが、もっと頑張ります。
そして、こんなコメントもありました。
・作品並べて他の人に飲み会とかで見せられて便利
お酒飲みながら、作品の話するの楽しいですよね。そんな場で利用してもらえて嬉しい限りです。
発信メディアについて
ProtoPediaは、「作品を作ったら記録し、発信してもらいたい」と思っています。
ただ、ProtoPedia単体では、力が及ばないのは目に見えているので、他のサービスとうまく組み合わせてご利用いただきたいと考えています。
そこで、作品発信の際によく使われているサービスを知り、そのサービスとうまく組み合わせて活用できるような機能を優先していきたいと考え、利用メディアを質問してみました。
Q:作品の発信・記録をしているサービスや場所があれば、教えてください
多いのは、X、YouTube、Githubですが、LTや展示会の方も結構いらっしゃいます。コロナも明け、LTや展示会も増えてきたので、リアルな場でも利用しやすいよう、機能追加していけたらいいなと思っています。
実は、ProtoPediaとしては、作品のできあがる経過報告は「X」でしてもらい、そのまとめ的にProtoPediaを使ってもらってもいいと考えてます。そして、コードはgithubに記載し、ProtoPediaからはそこのリンクを設定する。なんて使い方もWelcomeでございます。(とはいえ、このやり方は、コンテンツとしての情報は薄くなるのでオーガニック検索などでヒットしずらくはなります)
そして、創作者の活動フォローも「X」でしてもらえれば…と思っており、ProtoPediaでのユーザーフォロー機能の優先度は低めで、Xアカウントの登録を推進しています。
機能が増えすぎるとごちゃごちゃしてくる(+重くなる)ので、あまり機能追加したくないという考えもあります。
ただ、似た作品の創作者との「出会うきっかけ」は重要視しています。
現在の機能について
ProtoPediaは、自分以外の作品の利用素材をみることが、「次に作る作品のなにかの種になるはず」という思いがあり、システム構成や利用した開発素材などを別枠で登録してもらっています。
アイデアだけでなく、作り方や、素材の使い方の発見もしてもらいたいなと。
そこで、開発素材についての質問もさせてもらいました。
Q:ProtoPediaをきっかけに、素材(APIやツール、ハードウェア)や技術の使い方を「発見した体験」がありますか?
「ある」+「たまにある」が60%を超えているのが嬉しい…。
ProtoPediaのストーリーでは、「この作品は◯◯(作品名)に影響をうけてつくりました」といったコメントを見る機会も増えたような気がします。
Q:以下の機能を知っていましたか?
また、開発素材のことだけでなく、あまりPRできていない機能の認知度や、Xアカウント登録するメンション通知される機能についても聞いてみました。
・開発素材リストの存在
ProtoPediaの作品ページの動画下に、開発素材のアイコンがあるのですが、こちらをクリックすると、その開発素材を使っている作品一覧が表示されるのです。(※開発素材登録があるときのみ表示)
実はほぼ気づかれていないと思っていたのですが、60%以上の方に気づいていただけていました。
・カテゴリの存在
2023年7月には作品のカテゴリ分類も導入しました。
10月には各作品ページ上にもカテゴリを表示するようになりました。
こちらの機能は、「他の作品もみてもらいたい」という思いで実装しています。
・同じ匂いがする作品表示の存在
2023年10月に、各作品ページ下に表示されるようになった枠です。
こちらの表示は、「他の作品もみてもらいたい」という思いだけでなく、「似た作品をつくる創作者に出会ってもらいたい」という思いも込められています。精度は…精進します。
※いろんな方にタイトル名褒められました!
・作品PVキリ番でメンション投稿
ProtoPediaのXアカウントは、作品PVのキリ番作品を右図のように投稿しています。
その際、XアカウントをProtoPediaに登録してくれている人には、メンションをつけて投稿います。
実は、「ProtoPediaを使っていてよかったなと思う点」で、多数の方にコメントいただいたのがこの機能。
運営イチオシなので、ぜひProtoPediaにXアカウントを登録していただきたい。(設定の仕方)
・作品ページからXポストはメンション付
ProtoPediaにXアカウントを登録すると、作品ページからXに投稿される際にもメンションが付きます。誰かが話題にしてくれたら、そのことに気付けるだけでなく、どんな人が自分の作品を気にしてくれたのかもわかります。
この機能は、作品を通じた人との出会いになればいいなと思っています。
ProtoPediaで使いたい機能
2024年度の開発の優先度をつける会議を年始に予定しています。現在追加機能として候補にあがっているものについて、みなさまの要望を聞いてみました。
Q:以下の機能について、当てはまるものに回答ください(5段階評価にて質問)
一番は、「作品コメントへのリアクション機能」でした。「作品からはじまる創作者の人生の広がり」を期待するProtoPediaとしては、コメントはぜひとも利用いただきたい機能なので、優先度をあげて検討したいと思います。
また、細かな要望は自由回答で聞いており、全てについて検討させていただきます。
※ヒストリー機能(過去作品をタイムラインチャートに表示)がほしいという要望が自由回答欄にありましたが、そんなあなたは「Chroco」をおすすめします。ProtoPedia登録作品から簡単にこんなタイムライン作成できます!プロフページで連携できるようにしようかな。
回答者属性
今回のアンケートは121名の方にご協力いただきました。本当にありがとうございます。
回答者頂いた方々の属性はこんな感じでした。
ものづくり歴10年以上のベテラン勢が3割です。
性別
年齢
職業
ものづくり歴
みなさま、ご協力ありがとうございました。
回答頂いた方の中で、アンケート結果の送付を希望されたかたには、自由回答のコメント含め、もう少し詳細のレポートを後日お送りする予定です!
開発コンテストやハッカソンを運営されている方へ
ProtoPediaは、ものづくりのきっかけとなる、開発コンテストやハッカソン運営者を応援しています。
イベントを手軽に開催できるような法人向け機能を提供しておりますので、イベント開催の際にはぜひご検討ください!
ProtoPediaを使うと、こんなメリットあります。
・作品情報のフォーマットが一緒なのでオンライン審査がしやすい
・LP(ランディングページ)をマークダウンで作成できる
・応募作品が一覧化される
・受賞ページが簡単に作成できる(画像などを再収集しなくていい)
・ものづくり系の人たちに告知できる
ProtoPediaをつかったコンテスト事例やできることは、「イベント運営者の方へ」を参照ください。
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