事例

デバイスを配布し、サンプルプログラミングを募集したtoioの「Do!コン」

Point
✔「デバイス送付→プロトタイプ作成」という形式のコンテスト
入賞作品は、サンプルプログラミングとして公式ページにて紹介
✔オープンに、参加者と一緒にもりあげていきたいスタイル

担当の方に、抱えていた課題と、依頼してよかったことについてお伺いしました。

お伺いした会社:株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント toioチームさま

新サービス「toio Do」を、ものづくりコミュニティの方々に触ってほしい

Q:コンテスト開催の動機、MAにオファーした動機について教えてください

ビジュアルプログラミングの新サービス「toio Do」がリリースされ、toioをより手軽に動かせるようになったので、多くの方に楽しんでもらえるサンプルプログラムをオープンに募集したく、ものづくりコミュニティの方々にtoioを使って遊んでもらえるコンテストをしたいと考えていました。

そして、単なるコンテストにしたくなく、「コミュニティの中に入って、参加者と一緒に盛り上げていく」というMAさんの運営スタイルが、自分たちのサービスの温度感や肌感覚ともマッチしていると思ったため、相談しました。

また、作品登録のツールとして利用させてもらった「ProtoPedia」は、私たちが目指している「toioの手触り感のある、自分たちが作ったものが動き出す喜び」みたいなものが溢れていて、そこにtoio作品が並ぶことも魅力に感じました

参加感を感じられるコンテストになった

Q:MAに依頼してよかった点は、どんなところでしたか?

応募作品の質と量が期待を超え、参加者もとてもバラエティ豊か(子供と一緒の参加者からガチな大人まで)で、狙い通りモノづくりコミュニティのみなさまに楽しんでもらえたと思います。また、これをきっかけにtoioを触りましたという人も多かったです。

そして、作品を作るきっかけとなるアイデアソンの開催や、オンライン決勝審査会の生中継など、参加者を巻き込んでいくプロセス設計はさすがだなと思いました。参加者との一体感を感じました。

コロナ禍でリアルイベントができない中、対話もあり、参加者も運営者もみんなで作品にリアクションしたり、You Tubeでリアルタイムでにコメントをもらったりと、応募し結果発表がされるだけの単なるオンラインのコンテストではなく、参加感をとても感じられたコンテストになったと思います。


ここからは、コンテスト概要となります。

サンプルプログラムを募集するコンテスト

アイデア選考通過者にtoioを送付し、応募アイデアをプロトタイピングして応募する形式のコンテスト。入賞作品はtoio Doのサンプルプログラミングとして採用されるというちょっと変わった副賞付きでした。
決勝審査会はオンラインで生中継するなど、参加者と一緒に楽しんでいこうというスタイルを多く取り入れています。

●開催月日:2021年3月
●コンテスト名:toioの「Do!コン」
●主催:toioの「Do!コン」運営委員会
●協賛:株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント toioチーム
●運営事務局:一般社団法人MA

内容(応募フロー)

1.アイデア応募
 ↓ 一次選考
2.選考通過者にtoioを送付
 ↓ プロトタイプ制作
3.プロトタイプをProtoPediaに登録にしてコンテスト応募
 ↓ 二次選考
4.審査通知
5.最終審査会(オンラインで生中継)

参加者と一緒に「toio」をもりあげたい

コンテストの特徴は以下のとおりです。

<関連リンク>
小さなキューブ型ロボットトイ・toio(トイオ)
・toio Do>みんなの作品>Do!コン受賞作品
コンテスト応募作品一覧|ProtoPedia