事例

多拠点で同時開催した「NRIハッカソン bit.Connect」

Point
✔社内の若手有志団体が、業務以外の時間を利用して開催
多拠点同時開催(会津、文京区、那覇)
✔地域で起きている問題への理解を深めるため、「フィールドワーク」をプログラムに組み込む

担当の方に、抱えていた課題と、依頼してよかったことについてお伺いしました。

お伺いした会社:株式会社野村総合研究所さま

若手が視野を広げ、主体的に取り組める場としてハッカソンを開催

Q:ハッカソンを開催した理由について教えてください

NRIハッカソンは、若手社員を中心とした社内スタートアップ組織「Arumon」が毎年メインで運営しているハッカソンで、モノづくりを楽しんでいる人との関係づくりのために開催しています。
社内外含め、モノづくりを楽しんでいる人と触れ合うことは、目の前の仕事で精一杯で視野が狭くなりがちな若手にとって、視野を広げるいい機会になると感じています。さらに、こういう場から、予想もつかないコラボレーションが生まれることも期待しています。

そして、そういったつながりだけでなく、参加者だったメンバーが翌年には運営側になるなど、ハッカソンは若手が主体的に取り組める実践の場としても作用しています。役割を持って動くことは、個人への成長に寄与することが多く、とてもいい機会と捉え、継続的に開催しています。


新しいチャレンジに対して、実現方法を一緒に考えてくれる

Q:MAに依頼してよかった点は、どんなところでしたか?

NRIハッカソンは毎年開催していますが、運営ノウハウがあるわけではありません。ハッカソンというイベントそのものが普通のイベントではないと思っているので、言ったとおりにしか動いてくれないイベント会社では無理かなと思うと同時に、状況に応じた運営のアップデートが見られるMAさんとの開催は、イベントの進め方の勉強にもなっています。

また、何より、自分たちは毎年いろいろなことにチャレンジ(2021年はオンライン・オフラインのハイブリッド開催|2022年は多拠点開催)しながら開催しているのですが、そんなチャレンジに対して実現方法(プログラムや配信環境など)を一緒に考えてくれるところは他にはないと思っています。MAさんと一緒だからこそ、自分たちは新しいチャレンジに挑戦し続けられるのだろうなと感じています。


ハッカソン概要は以下のとおりです。

ハッカソンのテーマは「地域課題の解決」

時代が大きく変化する今だからこそ、あらためて地域課題の解決に取り組みたいと考え、テーマを「Hometown」と設定。地域で起きている問題への理解を深めるため、実際に現地を訪れ、課題に直面している人の話を聞いたり、実際に起っている現場を見たりする機会として「フィールドワーク」をプログラムに取り入れました。
そして、ハッカソンの会場は地域ごとに用意し、多拠点同時開催型ハッカソンという新しいカタチにも挑戦。

●日程:2022年6月
●ハッカソン名:NRIハッカソン bit.Connect
●主催:株式会社野村総合研究所
●運営協力:一般社団法人MA
●参加者:約50名(社員+一般公募)

内容(プログラム)

Day1:フィールドワーク
Day2:ハッカソン(アイデアソン)
 ↓自由開発期間(5日)
Day3:ハッカソン

場所

●会場

会津文京区那覇
温泉健康保養センター
ロータスイン
ホテルグラフィ根津みんなの会議室
那覇泉崎店

社内の若手有志団体が運営を担うハッカソン

ハッカソンの特徴は以下のとおりです。

  • 若手社員を中心とした社内スタートアップ組織「Arumon」が、業務以外の時間を利用して開催
  • 参加者は、若手社員と一般公募で応募してきた方
  • 参加者同士のコミュニケーションを大事にするハッカソン
  • 多拠点同時開催(会津|文京区|那覇)
  • メインテーマ「Hometown」だけでなく、各地でサブテーマも設定(自然|商店街|伝統工芸)
  • プログラムにフィールドワークを取り入れる
  • 独特な賞を設定(フォトコンテスト賞|コーディング賞|100ツイート目指しま賞)

<関連リンク>
イベントページ|株式会社野村総合研究所
募集ページ|peatix
「bit.Connect 2021」ハッカソンの作品一覧|ProtoPedia

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