事例

「テックファースト」のエンジニアフレンドリーシティ福岡 が開催するコンテスト

Point
✔コンテストはきっかけであり、エンジニアの育成・発掘が目的
コンテスト連動イベントを多数開催(技術相談、ハッカソン、ポスターセッションなど)
✔コンテストの「次のステップ」を見据えた設計

担当の方に、抱えていた課題と、依頼してよかったことについてお伺いしました。

お伺いした方:エンジニアフレンドリーシティ福岡さま、福岡市さま

アウトプット創出に力をいれたいと考えコンテストを開催

Q:コンテスト開催の動機、MAにオファーした動機について教えてください

「エンジニアに優しいまちづくり」というコンセプトで事業をおこなっているなかで、エンジニアの育成・発掘にはアウトプット創出が大切と感じ、アウトプットの場としてコンテストを始めました。
ProtoPediaの利用に関しては、エンジニアフレンドリーシティ福岡の象徴的なアイコンでもある「エンジニアカフェ」からご紹介いただいたことがきっかけです。

受賞していない作品も形に残せ、次のステップにすすみやすい

Q:MAに依頼してよかった点は、どんなところでしたか?

今年(2024年)で3年目の利用になりますが、利用してみて、よかったからこそ継続させていただいてます。
良かった点の1つ目は、ProtoPediaは応募された全作品を一覧で表示でき、同じフォーマットで作品ページが作られることです。どのような作品が応募され、選ばれたのか?というのが、初見でもわかりやすく、今年からコンテスト運営に関わるメンバーの理解の助けにもなりました。また、審査もしやすかったです。
2つ目は、全ての作品説明がしやすいところです。受賞していない作品も形に残せ、活動を外で報告できますし、応募作品全部にフィードバックの場を提供したいという思いでポスターセッションを取り入れていますが、その際の作品紹介でもProtoPediaに登録いただいた情報を利用しています。
最後に、EDDに参加して、「開発が楽しい」と思った人が、次のステップとして、他のコンテストに応募しやすいところや、登録していくと制作した作品のポートフォリオができていく(ログが溜まっていく)ところも、エンジニアの育成という視点でとても良いと感じています。


ここからは、コンテスト概要となります。

福岡県にゆかりのある人が多数かかわるコンテスト

技術相談ができる「メンタリングイベント」、短期集中で開発をすすめる「ハッカソン」、作った作品のフィードバックをもらえる「ポスターセッション」など、コンテスト連動ベントが多数開催され、エンジニアカフェや福岡のコミュニティ、企業の経験豊富なエンジニアなど、福岡県に関わる様々な人がサポートに関わっているコンテストです。
参加資格は、福岡県にゆかりのある個人、チーム!

●開催月日:2023年7月〜10月
●コンテスト名:エンジニアフレンドリーシティ福岡 Engineer Driven Day 2023
●主催:エンジニアフレンドリーシティ福岡
●運営:エンジニアフレンドリーシティ福岡、福岡市、公益財団法人 九州先端科学技術研究所、エンジニアカフェ
●協力:株式会社ハックツ、チャレキャラ、ProtoPedia

内容(各種イベント)

応募前応募後
1.キックオフイベント(アイデアソン)4.プロダクト応募(ProtoPediaの作品URL必須)
2.メンタリングイベント(技術相談イベント)5.ポスターセッション(一次審査)
3.ハッカソン(短期集中でプロトタイプ開発)6.最終プレゼン(最終審査)
7.表彰イベント

エンジニアの育成・発掘のためにアウトプットの場を提供

コンテストの特徴は以下のとおりです。

  • コンテストはきっかけにすぎず、エンジニアの育成・発掘が目的
  • 仲間づくりも視野に入れたイベント設計
  • 応募作品全てを形に残し、受賞者以外にも何かが残るよう、フィードバックの場を提供

<関連リンク>
EFC開発コンテスト “Engineer Driven Day”
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コンテスト応募作品一覧|ProtoPedia